マンション入口　オートロックキースイッチ修理させて頂きました。

カギを差し込んだ所、途中までしか入らずカギも抜けなくなってしまったとの事です。

無理にカギを動かすと余計に状況が悪化する場合が有るので、これ以上触らずにお待ち下さいとお伝えし現場に向かいます。


確認すると、MIWAのPRシリンダー　防犯性は高いのですが、精密なカギのため経年によるトラブルも多いカギです。

3分の２程カギが入った状態で、専用の潤滑材も塗布してみましたが全く動きません。

こうなるとシリンダーを分解して取り出すしか有りません。

しかし、ここで問題が・・・




このキースイッチは、カギ穴にカギを差し込みカギ穴が回る状態にしてシリンダーを回し取外す構造になっています。

中途半端な位置にカギが刺さったままなのでカギ穴は当然回せません。






キースイッチのシリンダーカム側部品を分解し、シリンダーを取り外しする事ができました。




シリンダーを分解し、抜けなかったカギも無事取り出す事が出来ました。

取り出したカギを確認すると、少し曲がっていました。

原因は曲がったカギを差し込んだため抜けなくなっていた様です。

シリンダー内部もかなりの汚れていましたので洗浄し組み立て後動作確認

問題無く使用出来ました。

今回シリンダー側に不具合は無かった様です。

住人の方に動作確認してもらうと、今までよりもスムーズに操作出来る様になりましたととても喜んで頂けました。



カギが抜けなくなった場合など、絶対に無理な力は加えないで下さい。

必要以上な力を加えると内部部品が変形し修理不能になる可能性が有ります。

信頼できる専門の業者にご依頼される事をお勧めします。




ご依頼頂き有難うございました。